2007年05月30日

ハリガネムシ

サチコがある知人に似てる気がして
読みながらたまらなかった。

グロテスクな表現がたまに出てくるんだけど
読むのが辛くなるぐらいの
キツイ描写に感じる。

けれど最後まで読みたいと思えたのは

どこかで、主人公の気持ちに救いを待っていたのと
痛いながらも目が離せなかったから。

好き嫌いがわかれる作品だけど
ただグロテスクで性描写のある作品として
終れないと感じた。




ハリガネムシ
posted by しい子 at 20:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画・ドラマ等感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

人の交わり〜利害関係〜

「この人と付き合って(友達として)も
得るものないから離れるわ。」

「相手から(私の望む)頑張りの姿が見えないから
付き合ってても仕方がないわ」

というのを
たまに見かけるし、聞く。


これだって人それぞれの考えがあるのは分る。

けれど
私は好まないし
何か違う気がするの。


人と交わるのって
常に何か得ることばっかり考えなきゃいけないのだろうか。

というより、本当は得てるものはあるのに
それに気づいてない
もしくは、それに価値を見出せないことには

問題はないのだろうか。

と考える。


いつも感じるんだけど

「頑張る」ことや一般的に正しいと思われることって
クセモノで

それを「切り札」に人への思いやりや配慮が
見えなくなっちゃうことがあると思うの。


そして人と付き合う上での
利害関係って

見えやすい向上心ばかりを追ってたら
寂しい気がする。




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posted by しい子 at 12:13| Comment(3) | TrackBack(0) | 人間観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

気がつけば彼を見ている

短編集。

『ダイスを転がせ』
結婚間際なのに、他の男性とセックスする夢を
見ちゃう女性の話。

『あたしゃストアのパートのおばちゃん』
パート先の店長がお尻を触ってくる。

そう旦那に言ったら、もっと触ってもらって
時給上げてもらえと(冗談だと思われるが)言う

『下克上希望!』
プライドが高いライター男性。
最初は好きだったけど、どんどん冷めてく女性。

『あたしは穴を開ける』
ボディピアスを入れる話。

『産み付けられて』
わざと中だしして女性を妊娠させる男性。
妊娠して、悩む女性とのやり取り。

『重婚されて』
ワガママで家事をしない妻1と
夫に尽くし、家事もする妻2。

重婚がイヤになり家出しようとする妻2に
セックスで留めようとする夫。

『あたしを使って』
風俗嬢とホストの話。

『ラブファイヤー
酔っ払って、陰毛をみずから燃やす青年。
その彼に好意を持ち、今度燃やす時は
見せてほしいと言う女性。

『恋だわなんて、言ったもん勝ち』
彼女がいる男性に好意を持つ女性。
自分も彼がいるのに
その彼のことを、どんどん嫌いになっていく。


全体的に
エロさも多いけど
それよりも、身勝手な男性の描写が
とても生々しい。

女は、最初はそういう男性に
気がつかないのかな?

それとも、慣れてきてから男性が
そういう態度に変化していくのだろうか。


個人的には、かなり面白かったと感じてる。




気がつけば彼を見ている
posted by しい子 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・ドラマ等感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

ほんのささいな

ほんのささいなことに傷ついて

ほんのささいなことに悲しくなり

ほんのささいなことで元気になる。

人の心って不思議。


「ほんのささいな」ことで
生きていくうえでの色んな影響がでるんだものね。


モヤモヤは心にたまる涙になり
気持ちは湿り気を帯びて
沈み、暗くなるけれど

これだって
「ほんのささいな」
暖かさに救われる。

私の中の水溜りも
それでかわいてほしい。





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posted by しい子 at 22:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 私の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

冗談が通じない?

シェアブログ31に投稿


ドッキリ番組やオチャラケの過ぎるモノマネ番組が
昔から苦手だった。

理由は、人を冗談でも
バカにしたり、せせら笑ったりするのを
見てるのが気分悪かったから。


「冗談通じないね」

と時々言われることあるけど

ユーモアは多少持ち合わせてるつもり。

人を下げる笑いが、いただけないんだと思う。


別に私のことをバカにしたり
失敗を笑ったりすることに怒ってるわけじゃない。

それだって不快だけど

私とは関係無い人が
そういうこと言われたり、されたりしてるの
見たり、聞いたりするの自体

イヤな気分になるんだよね。




冗談の通じる人、通じない人
posted by しい子 at 17:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 私の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

猛スピードで母は

シェアブログ1152に投稿


『サイドカーに犬』と『猛スピードで母は』の
2作品はいってる。

『サイドカーに犬』の方は
父の愛人との思い出話。

父親の愛人なのに
まるで隣のお姉さんのように
自然と付き合ってしまう主人公の少女と

その少女に特別に構えることなく
接していた愛人(ようこさん)は

感受性豊かで、惹かれるものがあった。

大人になってから思い出す
子ども時代の風景は
懐かしさだけでなく、その当時は分からなかった

周りの大人の事情まで
「そうだったのか・・・」
と思い出してくるものだと感じた。


『猛スピードで母は』の母親は
『サイドカーに犬』を読んだ後だったので
ようこさんと重なった。

しつけにうるさくない女性像が
似てたからかもしれない。

大人の顔色をうかがう主人公の少年。
しっかりしてるけど
ませ過ぎて無いところが、何だか救われた気がした。


『サイドカーに犬』はムギチョコを食べたくなり

『猛スピードで母は』はドドを見に行きたくなる。




猛スピードで母は
posted by しい子 at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・ドラマ等感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

沖で待つ

会社での人間関係描写や
仕事でのことは現実的で
どこか分かる感覚があった。

そして、同期の死と
彼との約束や、やりとりは
シュールな世界なのに

それもまた、どこかで分かるような
感覚的な部分がある。

淡々としてるストーリー展開だが
深みがあるように感じて
個人的には好きな小説だった。




沖で待つ
posted by しい子 at 21:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 本・映画・ドラマ等感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月04日

天使がいた三十日

優しさと、心が暖かくなる感覚がありつつも
貧しい生活での、ひもじさも感じられる。

けれど、その辛い体験も
不幸な状況説明も

読む方に不快な苦しさを感じさせないのが良かった。

世の中、イヤな人ばかりじゃない。

生きようとした時には
ちゃんとチカラを貸してくれる人がいるものだし

負い目があったとしたって
大切な気持ちを貫くのも大事なんだって
この本を読んでてて感じた。

展開はなんとなく想像つくけど
柔らかくて読みやすい小説




天使がいた三十日
posted by しい子 at 20:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 本・映画・ドラマ等感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする