今まで、あまり別れというものを
しみじみと考えたこと無かったけれど
ある人と、あと数週間で別れる事を知り
少し感傷にふけりながら
人の『縁』というものを考えてみた。
人は生きていくうえで
自分の人生の道を歩いている途中で
色んな人と道が重なり共に歩いたり
少し、道から離れることになっても
また、進んでるうちに合流して再会するなんてこともある。
その道は、先は見えなくて
確実な地図があるわけでもなく
短い期間でも
同じ道で接触できるというのは
とてつもない『縁』なのかもしれないと思える。
意味があるのか、無いのか分からないまま
出会っては別れ、そしてまたお互いに進んでいく。
けれど、共に同じ道を歩いていた時には
実感できなくても
別々の道を歩き出し、そしてまた別の人と歩き出した時に
前に一緒に歩いた縁あった人の
何かしらの『置き土産』が私たちの血や肉になっていることに
気がつくことがあるかもしれない。
数年前に毎日顔をあわせていた
あの人の教えを、私も自然と心が憶えていた。
これからの別れの時期・・・
また、寂しさと一緒に
その人からの『置き土産』を体に染み込ませることに
なるのかもしれない。
人の『縁』は不思議なもの。
きっと、何かの意味があって出会い
同じ道を歩いていたと思うから・・・。

熟成梅酒 ゆめひびき 20°720ml
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