2009年09月20日

日本人の知らない日本語

『日本人の知らない日本語』

たまたま彼が買ってきたのを読んでたんだけど
かなり笑えて楽しい本だった。

楽しいだけではなく
日本語について、改めて考えたり
敬語の使い方や、日本人でありながら知らなかった日本語を
知るキッカケになった。

日本語を教える先生は
教科書にありそうな、ありきたりの言葉を教えるだけではなく

とてもマニアックな言葉までも
教えてることもあるんだなと知り

先生も、勉強しているのを
とても感じた。


あまのじゃくの私は
ベストセラー系の本は
「そこまで面白い?」
と面白さを共感出来ないことがあるけれど

この本は、純粋に面白かった。




日本人の知らない日本語




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2008年12月07日

トンマッコルへようこそ

北の敵が南とか
南の敵が北とか

そういうのを、もう越えたいのかもしれない。

この映画に出てくる村は
平和そのもので、人を妬んだり恨んだりもしない。

普通、ありがちなのが
村にきた、お客を「よそ者」だと言ったり

何かワザワイが起こると
そのよそ者がきたせいだと言うのがあるが

この映画では、あきらかに
ワザワイは、そのよそ者のために起こっているにも
関わらず、出て行けなんて言うどころか

家族のように扱い
たいして責めもしなかった。

その温かさに救われる思いを感じつつ
私たちも、周りの人や「よそ者」さんも
愛していくべきなのだろうと

感じられる映画だった。




トンマッコルへようこそ
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2008年08月19日

僕の妻はエイリアン

自閉症ときくと
自閉症のことを詳しく知らない私は
とても大変な病気のように感じてしまう。

けれど、この本を読んでいると

高機能自閉症の「妻」の考えることや行動は
私自身の考えることにとても似てて
親近感までおぼえてしまう。

何故、「夫」は妻のことを分かってあげないんだろう?

あんなにも頑張ってる妻に
何故怒りだすの?

と高機能自閉症の妻より
私には夫の方が不可解なぐらいだった。

ケンカした時に
話し合わずに時間が解決してくれる・・・と

その場から逃げてしまったり
距離と時間をおこうとする夫のやり方に
読みながら腹が立ってきたぐらい

「妻」の気持ちが分かった。

これは自閉症のことだけでなく
男と女、文系人と理系人の違いでも
あるんじゃないだろうかとも読んでいて思えてきた。


途中から
あ、書いてるのは「妻」だなと気がついたけど

つまり、これを書いているのは
高機能自閉症である「妻」本人なわけで

このことについても
自閉症についての知識が足らなかった私の
見解を変えてくれたし

読みやすく、とても入りやすい本だった。




僕の妻はエイリアン
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2008年07月05日

大統領の理髪師

どこまで笑っていところなのだろう?
と思うぐらい

コメディタッチなところと
真面目なところが混在している。

けれど、それが
リアリティのある日常生活なのかもしれない。

分かりやすいストーリーを求めるより
雰囲気を楽しんでほしい映画。

不思議な展開もあるけれど
面白い。





大統領の理髪師
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無影剣 SHADOWLESS SWORD

ワイヤーアクションの多い派手めの映画だった。

剣でやられたのに
爆発のように体の一部がはじけるのは
なんだか、ちょっと・・・。


「剣は大切な人を守る為にある」

過去と絡む、剣と志がストーリーが
進むにつれて染み入ってくるのは良かった。

ゴロツキたちや最初の頃のイ・ソジンの
衣装やメイクが

パイレーツ・オブ・カリビアンのようにも感じ
アジアの歴史物という雰囲気だけでは無かった。





無影剣 SHADOWLESS SWORD 特別版
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2008年01月06日

インモラル

いい意味での裏切りを感じた。

私の好きな感じの上品なエロで
官能小説というより恋愛小説と思える。

過激なものでありつつも
表現は上品なので
物足りないと感じる人もいるかもしれないが

私には、それが読みやすく
主人公に心を重ねやすかった。

「愛を善悪で考えるのが無意味なのだと」

と作品中にあったけれど

そう!それと
とても同感した。


色んなレビューを見てると
いい評価が少ない気がするけど

私としては星5つをつけたい。




インモラル
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2007年12月23日

八月の路上に捨てる

「遊んでなんかいない」

私もそう感じた。

悪さを認められる男性は
周りが思うほど悪人じゃない。

やはり、私はこう思ってしまう。

相手の好物や
未来に必要かと思わるものを

想像しプレゼントしたいと思うのは
十分、愛情じゃないだろうか。


男性は見てないようで
自分のパートナーを見ている。

それに気がつかないか
それでも不満足な女性との気持ちの行き違い・・・。

男性目線から描かれているからか

私が男性的考えなのか

一般の男女の恋愛や結婚の姿と
合わせて見て、そう感じてた。


私的には、読みやすく好きだった。





八月の路上に捨てる
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2007年12月09日

人のセックスを笑うな

オビに田中康夫さんが
「思わず嫉妬したくなるほどの才能」と
書いてたけど

私もスゴイなって感じた。

誰もが惹かれて当たり前の
外見の美しさでも
優しい心でも
快活さでもなく

もっと他のものに
どうしようもなく惹かれ、愛する感覚。

知っているからこそ
切なさがたまらなかった。

私にとっての
リアリティのある恋愛小説は
この小説のようなものかもしれない。

人を愛した時の『あの感覚』
思い出させてくれる。

読みやすいけれど
とても深い。




人のセックスを笑うな
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2007年11月19日

パーク・ライフ

「なんで」
と聞かないで済むのは

一部分でも感覚がシンクロして相手の事が理解できるからだろうか。

もしくは、ずっと前から浮かんでいた
「なんで」の理由を色々と想像してきたからだろうか。


私はスタバ女の感覚が分からないから
彼女の言動に「なんで」を入れたくなる。

無理に事件が起こらない
事件に繋がらない

それが自然な日常。

この小説のそういうところが好き。

けれど、今はまだ
私としては、彼女の最後の言葉に

やっぱり「なんで」を聞きたくなる。




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2007年09月09日

ミカ!

私の小学校6年生の頃は
女の子は『おませ』さんだったから

誰が好きだとか、好きな人からもらったものは
特別だとか
そういうのがあった。

けれど
男の子は女の子に大して興味無さそうだったし
好きとか嫌いとかの話題を
ほとんど聞いた事が無かった。

この本では女の子はもちろん
男の子も、好きな子がいて
その子の事が気になる。

恋と呼べないぐらいの好きという感情。
そして、数々の悲しい涙。

色んな気持ちを知って
ぐんぐん背が伸びるように
心も成長していく・・・

すっぱいキウイのような時代。


長嶋有さんが解説を書いてたから
手にとってみたけれど
中々面白かった。




ミカ!
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2007年09月04日

ジャージの二人

パラレルの次に読んだので
また奥さんが浮気・・・と思ったけど

山荘でのゆるい感じが良かった。

お父さんの「死んじゃえ」の口癖は
自分も使ってみるとよーく分かる。

言葉として書かれていると
ドキっとする、イヤーなイメージの言葉だけど

この感覚は誰もが
時に体感する「あの」感覚だ。

言葉と感覚が繋がった時
お父さんの発した状況が更に分かってくる。


長嶋さんの作品は
自分の中にある「感覚」と向き合わせてくれる。




ジャージの二人
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2007年07月01日

快感のいらない女たち

セックスでイッたことの無い女性たちに対しての
ルポルタージュ。

男性、お金、親に苦労してきた女性が
何故だか多かった。

職業も生い立ちもさまざまなのに
何処か共通する冷めた感じをもっていた女性たち。

性的にでなく
気持ちの面で、満たされない部分が
あるのかもしれない。


他人事じゃないかも・・・。




快感のいらない女たち
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2007年06月20日

ミサコ、三十八歳

ミサコより、周りの人のことが描かれてる気がした。

ミサコから見た周りの人かな。

三十八歳と題名にあり、それが女性の事なら
何故か独身女性かな?と思うイメージがある。

私もそう思い、独身(だろうと思われる)の
38歳女性の生きざまを見てみたくなり
本をとった。

けれど、今の時代
特別なことじゃない。

読んでると余計にそう思えてくる。


そして、この本では
ミサコの父が面白く
哀愁を感じつつも、笑えた。

父の色恋に厳しく、そして現実を見つめて
答えを出すミサコは

もしかしたら、その考え方が
今の一人身に繋がっているんじゃないかと
少し感じた。

まぁ、女は夢見るばかりでも
いられないしね・・・。




ミサコ、三十八歳
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2007年06月13日

六番目の小夜子

学校に伝わる
「小夜子」を探し、その「小夜子」にまつわる
謎を解いていく・・・。

謎解きも気になったけれど

男子の友人関係と女子の友人関係の
深さと薄さが上手く描かれているなぁと感じた。


沙世子に惹かれる女性徒たちと
トイレに連れ立っていく少女たちとが
何となく重なった。

憧れられる対象は
本音で対話し、弱みを見せられる人はいなくて
孤独なのかもしれない。

進学校の生徒にとっては
どんな怪談染みた恐怖よりも

受験に失敗することの方が怖いのかもね。




六番目の小夜子
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2007年05月30日

ハリガネムシ

サチコがある知人に似てる気がして
読みながらたまらなかった。

グロテスクな表現がたまに出てくるんだけど
読むのが辛くなるぐらいの
キツイ描写に感じる。

けれど最後まで読みたいと思えたのは

どこかで、主人公の気持ちに救いを待っていたのと
痛いながらも目が離せなかったから。

好き嫌いがわかれる作品だけど
ただグロテスクで性描写のある作品として
終れないと感じた。




ハリガネムシ
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2007年05月24日

気がつけば彼を見ている

短編集。

『ダイスを転がせ』
結婚間際なのに、他の男性とセックスする夢を
見ちゃう女性の話。

『あたしゃストアのパートのおばちゃん』
パート先の店長がお尻を触ってくる。

そう旦那に言ったら、もっと触ってもらって
時給上げてもらえと(冗談だと思われるが)言う

『下克上希望!』
プライドが高いライター男性。
最初は好きだったけど、どんどん冷めてく女性。

『あたしは穴を開ける』
ボディピアスを入れる話。

『産み付けられて』
わざと中だしして女性を妊娠させる男性。
妊娠して、悩む女性とのやり取り。

『重婚されて』
ワガママで家事をしない妻1と
夫に尽くし、家事もする妻2。

重婚がイヤになり家出しようとする妻2に
セックスで留めようとする夫。

『あたしを使って』
風俗嬢とホストの話。

『ラブファイヤー』
酔っ払って、陰毛をみずから燃やす青年。
その彼に好意を持ち、今度燃やす時は
見せてほしいと言う女性。

『恋だわなんて、言ったもん勝ち』
彼女がいる男性に好意を持つ女性。
自分も彼がいるのに
その彼のことを、どんどん嫌いになっていく。


全体的に
エロさも多いけど
それよりも、身勝手な男性の描写が
とても生々しい。

女は、最初はそういう男性に
気がつかないのかな?

それとも、慣れてきてから男性が
そういう態度に変化していくのだろうか。


個人的には、かなり面白かったと感じてる。




気がつけば彼を見ている
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2007年05月15日

猛スピードで母は

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『サイドカーに犬』と『猛スピードで母は』の
2作品はいってる。

『サイドカーに犬』の方は
父の愛人との思い出話。

父親の愛人なのに
まるで隣のお姉さんのように
自然と付き合ってしまう主人公の少女と

その少女に特別に構えることなく
接していた愛人(ようこさん)は

感受性豊かで、惹かれるものがあった。

大人になってから思い出す
子ども時代の風景は
懐かしさだけでなく、その当時は分からなかった

周りの大人の事情まで
「そうだったのか・・・」
と思い出してくるものだと感じた。


『猛スピードで母は』の母親は
『サイドカーに犬』を読んだ後だったので
ようこさんと重なった。

しつけにうるさくない女性像が
似てたからかもしれない。

大人の顔色をうかがう主人公の少年。
しっかりしてるけど
ませ過ぎて無いところが、何だか救われた気がした。


『サイドカーに犬』はムギチョコを食べたくなり

『猛スピードで母は』はドドを見に行きたくなる。




猛スピードで母は
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2007年05月07日

沖で待つ

会社での人間関係描写や
仕事でのことは現実的で
どこか分かる感覚があった。

そして、同期の死と
彼との約束や、やりとりは
シュールな世界なのに

それもまた、どこかで分かるような
感覚的な部分がある。

淡々としてるストーリー展開だが
深みがあるように感じて
個人的には好きな小説だった。




沖で待つ
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2007年05月04日

天使がいた三十日

優しさと、心が暖かくなる感覚がありつつも
貧しい生活での、ひもじさも感じられる。

けれど、その辛い体験も
不幸な状況説明も

読む方に不快な苦しさを感じさせないのが良かった。

世の中、イヤな人ばかりじゃない。

生きようとした時には
ちゃんとチカラを貸してくれる人がいるものだし

負い目があったとしたって
大切な気持ちを貫くのも大事なんだって
この本を読んでてて感じた。

展開はなんとなく想像つくけど
柔らかくて読みやすい小説。




天使がいた三十日
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2007年04月23日

泣かない女はいない

感覚的な部分がとても好きな小説。

日常の、ちょっとした感情を
自然に文章にしてある感じが
私の琴線に触れた。


私もニューシャトルで通勤していたことが
あったから

その頃のことと重ね合わせて
より色んな事柄に共感しつつ読んだ。

「ああいう、使い道がないのに
消えない記憶や知識は、使えるときに
使ったほうがいいんだ。」

と主人公の女性が、昔のアニメのマニアックな話を
した後の、聞いていた方の男性の言葉・・・

知識の競い合いっこをするわけでも
卑屈になるわけでも
興味なさそうにするわけでもなかったのが

何だか洒落てた。





泣かない女はいない
posted by しい子 at 20:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 本・映画・ドラマ等感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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